禁煙6週間:タバコをやめて6週間で変わること
いまは6週目。最初の3か月の50%まで来ています
タバコをやめて6週間は、体の健康の変化が、医学的な数値だけでなく、ふだんの生活ではっきり感じられるようになる時期です。呼吸が楽になり、元気が出て、タバコへの強い引力はかなり弱まっています。この時期のほとんどの人は、特定のきっかけに出会わない限り、タバコのことはほとんど考えないと言います。
6週目の体の変化
心臓の健康
冠動脈性心疾患のリスクは、吸っていたころと比べて大きく下がっています。
肺の線毛
肺の自然な掃除のしくみがほぼ回復し、汚れをより効率よく外に出せるようになっています。
体力
6週目には、ほとんどの元喫煙者で運動中の体力がはっきり上がっています。
肌
肌に届く酸素が増え、顔色がよくなり、くすみが目立ちにくくなっていきます。
この週によくある悩み
ストレスの大きい時期
この段階でも、人生の大きなストレスが再喫煙のいちばんの原因です。タバコに頼らない対処法を決めておきましょう。
お酒の出る集まり
お酒は気をゆるませ、再喫煙のきっかけになりやすいものです。こうした場では意識して行動しましょう。
6週目のSmokeClockからのヒント
もし吸いたくなっても、それは3〜5分の不快さにすぎないことを思い出してください。あなたはもう何十回も、これを乗り越えてきました。そのパターンを信じましょう。
SmokeClockをダウンロード禁煙6週間で体に起きていること
6週間はおよそ42日です。1週目に始まった体の修復の多くは、進行中ではなく、もう終わっています。一酸化炭素は最初の1日で、ニコチンは3日以内に血液から抜け、イライラ、眠りの悪さ、集中しにくさといった急性の禁断症状は2〜4週目に薄れていきました。6週目に気づく変化は、体の働きそのものです。立ち止まらずに階段を上れる、朝の咳が減る、気道の線毛がまた働き始めたので風邪が早く治る、食べ物の味が吸い始める前のように感じられる、といった変化です。
この実感の裏にある数字は、よく裏づけられています。米国がん協会(American Cancer Society)や米国公衆衛生局長官の報告によると、最後の1本から2週間〜3か月のあいだに、血のめぐりと肺の機能は測れるほど改善します。心臓発作の余分なリスクは最初の24時間で下がり始め、この時期にも下がり続けます。まだ起きていないのは長期的な変化です。肺がんのリスクが半分になるには約10年、脳卒中のリスクが一度も吸ったことのない人と同じになるには5〜15年かかります。6週間は、体で感じられる回復の段階の終わりであり、感じられない回復の段階の始まりです。
6週間が再喫煙のチェックポイントになる理由
禁煙の臨床試験で見る再喫煙の曲線は、最初の2週間で急に下がり、その後はゆるやかになりますが、平らにはなりません。4〜8週目のどこかで、小さな2つ目の再喫煙の波が来ます。その原因は最初の波とは違います。初期の再喫煙は禁断症状によるものですが、後期の再喫煙は自信によるものです。つらさは消え、習慣に勝った気がして、飲み会やストレスの多い日のあとの「1本だけ」が害のないものに思えてきます。でも、たいていそうではありません。6週目に1本吸った人の多くは、1か月以内に元の本数に戻っています。
実践的な守り方は地味ですが、効果があります。この時期にまだつまずきやすい2つの場面、お酒と強いストレスにどう対処するかを、前もって決めておくのです。お酒の席では、タバコの代わりになるような間を手に持つ飲み物で埋め、2杯目の前に喫煙所から離れ、仕事でつらい日はタバコではなく散歩の理由にしましょう。少しずつ本数を減らすプランでここまで来たのなら、ゼロまで連れてきてくれたスケジュールが今もよいお手本になります。6週目の吸いたい気持ちはまれで、短く、予想がつくので、その場の思いつきより、決めておいた対応のほうが勝ちます。
数字で見る禁煙6週間
- 吸わなかったタバコ:1日20本だった人なら840本、1日10本なら420本。
- 残ったお金:1日1箱、1箱600円なら約2万5,000円。
- 取り戻した時間:1本吸うのに6分かかるとして、1日20本なら約84時間。
- 吸いたい気持ち:多くの人が1日に多くて1〜2回、5分以内で、たいてい特定のきっかけと結びついていると言います。
- 睡眠と気分:ほとんどの元喫煙者で、その人本来の状態に戻っています。この時期を過ぎても気分の落ち込みが続くなら、我慢して待つより医師に相談しましょう。
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